invisible-women

どうでも良い、知らん人の言葉に傷つくこともあるが、

私を芯から冷たくさせるのは

いつも 優しいともだちの

無邪気な無知

女性の友人が前に

「すごく良いコンセプトだね。彼氏が考えたの?」といったようなことを10年ほど前に言ったが

それを今も覚えている。

また、7年ほど前に

男性の展示の手伝いを付きっきりでした女性のことを思い出す。

女性が男性に冗談混じりに「わたしだって創作活動をしているのに」と言ったら

「協力」には名前残すから

と言って優しいと思ったが

彼の展示は彼女の手がかなり入り成立しているが

あくまでも個展

きっと「彼女が考えてくれたの?」と素朴に聞かれることはないだろう。

ケアをし、そっと名前が消されていくひとがいて、

誰かが手伝っているんでしょうと当たり前に言われるひとがいる。

私も多くのひとに関わられ、助かり、

しかしそれゆえに「支えられた」は失礼なのではと思い始めている。

一触即発のかかわり合いの方がまだ

正確にとらえられている

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