私が大事にしていて、たぶん今回の旅でも持っていくものの中に、「尊敬する人から頂いた手紙」があります。
男であれ、女であり、ちょっとした節目の時にきちっと書ける人は愛嬌があって惚れてしまいますよね。それこそ、ちょっぴり辛い時に頂いた励ましの言葉というのは嬉しいものです。住所録を作るのではなくて律儀に手紙の裏を見てお返事をおくりたいという心構えになってしまいます。
で、わたしもインディーズな作家さんで、直接お会いできるタイミングがあるときはたまに差し入れとお手紙を書いていきます。
その時、モノを渡すのは大丈夫なのか、手紙は迷惑にならないかなどとあれこれ思い悩むのですが、それは別にマイナスではなくて、好きだからこその悩みなので楽しんでいます。もちろん、出さなかった手紙もたくさんあります。(思いが走りすぎて日本語になっていない手紙をたくさん書いてしまいます…、青春かよ…。)
松浦弥太郎氏の手紙のまとめ方なのですが、年度ごとに紐などでくくってオブジェのようにするそうです。わたしも手紙は捨てません(大量生産の年賀状は捨ててしまいました、ごめんね)。私も今度紐でくくってみよう。
好きな人について机にかじりついて考えて言葉にしている時って、かけがえのない時間ですよね。
↑この「どうしよう…//」が楽しい。恋かよ。
差し入れ
長時間のイベントの時に重要なのは、「溶けないこと」。
あとは、渡したい人について調べて嫌いなものをなるべく入れないこと。最後に、自分の好きなものを入れること。そして、相手は他人からモノがほしいわけでものづくりをしているわけではないということをきちんと知っておくこと。
個人的には、やはり音楽家や美術家のかたは、感想が一番嬉しいのではないでしょうか。
先日も、ある方にお手紙を頂いたのですが、本当に嬉しく、自分はひとりではないと強く思うことができました。大切にしたいと思います。
id:hayakita たとえば憧れの人のために書き損じをしながら手紙を書くと、自分が言葉にできなかった想いがふと出てきて、発見がありますよ!結局、自分はまだあこがれの人に郵送する心持ちじゃないなって思い直すこともありますし。
id:samueside そのわかりやすい祭典がバレンタインですが、個人的には年中そういうドキドキに包まれていたくて、いざ2月になるとやりたくなくなります・・・ふふふ