ハタノワタル先生レクチャーレポ(田舎拠点の制作と暮らしについて)
講座ゲスト
ハタノワタル先生
日程 令和7年1月26日(日)
場所 二ツ沼総合公園 合宿の宿 1F 食堂
テーマ
田舎拠点の制作と暮らしについて
まとめ
移住や二拠点生活・アーティストとしてのアトリエを広野にというテーマがある本AIR。第一線で活躍し、アーティスト・職人・建築家・経営者という多様な顔をもつハタノ先生による講義でした。
田舎拠点の制作と暮らしについて
・田舎は広い、倉庫やギャラリーを作ることもできる
・制作を大きなスペースで作ることの利点がある
・自分が生まれた田舎は少し息苦しいとしても、新しい田舎ではまた新しくトライしてみることができる
ざっくばらんに自己紹介→アーティストそれぞれによる質問に答えていただいた。
⚫︎金藤質問
・孤独な制作ではなく、ジャンルは違えど制作を創発していける人たちと共にいたい→ギャラリーやサイエンスラボなどがある町の魅力→「田舎で大きく制作していきたい」など、の思いがあれば、「同じような考え」の人が自然と集まってくる。
・作品の保管方法をどこに相談したらいいか? →建築家や内装 田舎に倉庫を持つのであれば、制作場所を二拠点では大変なので、倉庫やギャラリーを持つというのはいい考え。箱をきちんと作ったり、証明書を紙でこだわってみようかと考えた。(きちんと、大切にされた作品は人も大切なものだと感じる)
感想
<印象的な言葉>
・アーティストが田舎から撤退する理由の多くは経済的問題。個人事業をするしかないので、うまくいかないと田舎ぐらしは辞めることになってしまう。
・そう考えると、やはり戦略が必要だと感じた
<ハタノ先生伝授の戦略>
・1人の自分の作品が好きな人が見つかったら、10倍宣伝すれば10人の顧客と繋がる。宣伝をコツコツすること
・今は1月だが、展示は4つ目。つまり、場数を踏み、たくさん動くことが大切とのこと。
・自分でギャラリーを作り、地域に開くこと。また、消防団などで地域のために動き、地域貢献・地域交流をすること。
→とても大切なこと。当たり前だが、突然何もせずに花開くことはない。地域の人たちを大切に、コツコツ場数を重ねていきたいと再確認した。
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