see some scene (公募展形式の企画展)
Gallery IRO
2024.4.5 fri – 14 sun
12:00 – 18:00
※月~木休み



文章はgallery iroのinstagramより。
ミクストメディアで表現された、ルネ・マグリットのオマージュ。
様々な素材同士が作用して複雑なテクスチャーを構成している。
「引き裂かれた気分」というのが貼りやぶられた紙で表現されているのか、また、キャンバスの凹凸をなぞるように色づけられた部分は、コメントの「網戸」のことを踏まえて描いているように見える。どちらも興味そそる表現で、近くでディティールも見てもらえたらよいなと思う作品。
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金藤みなみのThe Listening room ルネ・マグリットより – 金藤みなみ
木枠にコットンキャンバス、木工用ボンド、パック再生紙、マスキングテープ、アクリル絵の具、水性バイオポリマーインキ、ゲルインキ、合成樹脂、ワックス、顔料、色鉛筆
縦402mm✕横400mm
作家コメント:
盗用は楽しい。ドキッとする書き出しにしてしまったが、流用、引用、アプロプリエーションだ。モチーフは雄弁だが物語のための説明だと考えるとつまらなくもある。画布を埋め(梅津庸一キュレーション展 「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」
(※1)PART1 瘴気とフィルター (※2) に影響を受けている。※1…2020年6月日本橋三越コンテンポラリーギャラリー ※2…絵画は昔から窓になぞらえられてきましたが、絵画とは考えようによっては網戸(風や光を通す布地)に塗料が塗布され目詰まりを起こしている状態ともいえるのではないでしょうか。(一部抜粋))毟り、マグリットを見た時の引き裂かれた気分を表現した。
こうやって話すのは楽しい。話し足りず作る人もAIも増やし、枠を超え、触覚的に、立体的に、拡張し続けたい。私は物語から出られないのだから。
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金藤みなみ
@kintominami
1988年徳島県生まれ。演劇からキャリアをスタートし、絵画/刺繍/パフォーマンス/zineを発表している。女子美術大学芸術学部絵画学科(洋画)卒業、多摩美術大学大学院美術研究科博士課程前期修了、ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第二期上級コース修了。
主なグループ展に、「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館(東京都、2023年)、「芸術の四国遍路展」巡回展・徳島市立徳島城博物館(徳島県)等(2022年)がある。
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see some scene
2024.4.5 fri – 14 sun
12:00 – 18:00
Room2,3
※月~木休み
ONLINE STORE
2024.4.9 tue 20:00 – 14 sun 18:00
https://1-6.stores.jp/
GALLERY IRO @gallery_iro
https://1-6.jp/
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-37-7-101
JR吉祥寺駅より徒歩7分
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